宿泊・プラン検索

全ての宿
  • チェックイン

  • チェックアウト

宿泊・プラン検索

全ての宿
  • チェックイン

  • チェックアウト

観光する

夏の志賀高原で見つけられる草花のご紹介

夏の志賀高原で見つけられる草花のご紹介

夏でも志賀高原は30度を超える日は珍しく、爽やかな風を感じながらハイキングやトレッキングを楽しむことができます。
今回は、グリーンシーズンの志賀高原の山々で咲く夏の草花をご紹介いたします。季節によって様々な花々が入れ替わり、見頃を迎えますので、訪れるたびに異なる植物に出会うことができるかもしれません!

志賀高原で発見された「シガアヤメ」

フリッカー

志賀高原には約1000種の植物が生息しており、その中で唯一「志賀」の地名が冠された植物がシガアヤメです。この花は1931年に志賀高原で初めて発見され、それ以外の地域では確認されていません。

シガアヤメはアヤメとヒオウギアヤメの自然交雑種であり、6月から7月にかけて両種が共存する特定の場所でのみ見られます。アヤメとシガアヤメを見分けることは、なかなか慣れないと難しいかもしれませんね!

「ワタスゲ」を見るなら田ノ原湿原へ

フリッカー

ミズバショウの季節が終わり、通常は6月の中旬頃になると、ワタスゲの花が見ごろを迎えます。ワタスゲは高層湿原に自生し、花そのものはあまり目立ちませんが、その後の白い綿毛がふわふわとして愛らしく、湿原の中で特に目を引きます。

ワタスゲを撮影するのにおすすめなスポットは、「田ノ原湿原」です。蓮池から車で約5分、国道292号を走っていくと駐車場があります。
車を停めてから木道を歩いて行くと、間近でワタスゲを観察できます。風に揺れるふわふわのワタスゲは、見ているだけで心が癒されますよ。

夏といえば「ニッコウキスゲ」

フリッカー

夏の志賀高原には広大な地域に広がる草原があり、その中でも目立つのが「ニッコウキスゲ」の黄色い花です。
この花は高山や亜高山の草原でよく見られ、志賀高原でもスキー場のゲレンデ斜面や道端など至るところで観察することができます。

特に、「東館山ゴンドラリフト」に乗ってゴンドラの中からニッコウキスゲの群生を眺めたり、頂上に到着した後に東館山高原植物園を散策しながら撮影することがおすすめです。

他にも様々な高原植物を発見しよう

志賀高原の夏は短く、8月後半になると少しずつ秋の気配を感じるようになります。短い夏の時期にしかみられない高山植物をぜひたくさん見つけてみてくださいね。

①ギンリョウソウ

フリッカー

葉緑体を持たず、そのため一見すると植物とは思えないほどの半透明な外観を持つのがギンリョウソウです。腐生植物という菌類と共生しながら生存する珍しい植物です。

②ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナは、亜高山帯の針葉樹林に生息し、小さな白い花を咲かせる植物です。この植物は葉の数が4枚または6枚の2つのパターンがありますが、花が咲くのは必ず葉が6枚の場合です。ぜひ見つけた際には、葉の枚数を数えてみると良いでしょう。

③ヤナギラン

フリッカー

7月になると、志賀高原ではヤナギランの群生がみられます。ヤナギランは夏の高原の花々の代名詞ともされ、鮮やかなピンク色で一面を埋め尽くす光景は圧巻です。

④イブキジャコウソウ

英語名では「クリーピングタイム」と呼ばれ、触ると清涼なハーブの良い香りが広がります。タイムはヨーロッパ、アジア、アフリカなどに約35種が分布していますが、その中で唯一日本に自生するのが「イブキジャコウソウ」です。
この花を見つけたら、そっと触って香りを楽しんでみてくださいね。
耐寒性があり、東館山高山植物園でも見ることができます。

SHARE With

関連記事

お電話でのお問合せ

TEL.
0269-34-2404
FAX.
0269-34-2344

受付時間 8:30〜17:00/年中無休(臨時休業あり)

メールでのお問い合わせ

ページの先頭へ