志賀高原は18のスキー場から構成される広大なスキーリゾートです。たまに迷子になってしまう方もいるくらい?!とても広いのでまだまだ知らない穴場がたくさん!
ちょっとマニアック?!知っているとより一層志賀高原を楽しめるはず!といったコースを紹介します。
熊の湯から横手山まで滑っていけることをご存知ですか?
広大な志賀高原スノーリゾートの中でも雪質がよく、長期間営業することでも有名な横手山・渋峠スキー場と熊の湯スキー場。
それぞれのスキー場が独立していて双方へのアクセスが出来ない・・と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、熊の湯スキー場の第三クワッドに乗車すると、少し降りた先に「横手山スキー場連絡コース」があり、横手山の第二スカイトリプルまで滑ることができます。このコースはゆったりとした斜度で、特にスノーボードの方は滑っているときに止まらないよう十分注意してください。
また、横手山スキー場から熊の湯スキー場へ戻るには、少し歩かなければならないため、両方のスキー場を楽しみたい場合は、まず熊の湯スキー場を存分に楽しんでから、横手山・渋峠スキー場へ移動することをおすすめします!
東館山の山頂から山の駅まで?!初心者の方でも楽しめる東館山林間コース
スキーやスノーボードを始めたばかりでも、せっかくなら標高の高いところへ行って、良い景色を楽しみたいという方におすすめなのが、東館山林間コースです。
志賀高原中央エリアのゴールデンラインとも呼ばれる、志賀高原山の駅をスタートし、
志賀高原リゾートゴンドラ→ブナ平ゴンドラ→東館山ゴンドラとゴンドラを3つ乗り継ぐと、東館山山頂に到着します。
ゴンドラ降り場の2階の展望台から志賀高原の絶景を楽しんだ後は、東館山林間コースという初級の方にも安心な林間コースがあります。東館山ゴンドラに乗ると急斜面が待っていて嫌だ・・・と思っている方には、ぜひこちらの林間コースを滑って楽しんでいただきたいです。
森の中を滑って大自然を感じた後は、ブナ平ゲレンデへ。
横幅も広く斜度も緩やかなゲレンデはどなたでも楽しんでいただけます。
終着点のジャイアントエリア戻ってきたら、往復乗車可能な志賀高原リゾートゴンドラに乗って、山の駅へ。
「山のキッチン」で滑ってきたコースを眺めながらお食事を楽しむのもおすすめですよ♪
日本のスキーリフト発祥の地!丸池スキー場Aコース
志賀高原丸池スキー場は、実は日本で最初のリフトが架設されたスキー場ということをご存知でしょうか?
戦後の1946年(昭和21年)、丸池スキー場は周辺施設とともに米国進駐軍に接収された後、日本初のスキーリフト架設工事が開始されました。その後、1947年(昭和22年)には丸池スキーリフト(250m)が完成し、運転開始されましたが、最初の頃に利用できるのは進駐軍関係者のみだったと言われています。
現在でも、丸池Aコースの脇には「スキーリフト発祥の地 丸池スキー場Aコース」という看板が立っていますので、リフトからぜひ探してみてくださいね。
なお、「丸池A」と言えば上級者スキーヤーの方々が挑戦する不整地(コブ)ができる難コースだったのですが、現在はハイシーズン以外に雪不足等で閉鎖されることも多いので、ぜひオープンしている時にチャレンジしてみてくださいね!
また、丸池スキー場には、スキー以外にも楽しめるキッズパークが併設されています。
乗れたらラッキー?!横手山第5&第6シングルリフト
現在の日本の多くのスキー場では、4名乗りや2名乗りの高速リフトやゴンドラが主流となっているのですが、なんと横手山スキー場の第5&第6コースのリフトでは、今ではかなり貴重な?!珍しいシングルリフトという一人乗りのリフトが利用されています。
大ベテランの方々にとっては、懐かしさを感じながら、また 若者にとっては新鮮な?!シングルリフトをぜひ体験してみてください。現在、日によって運行状況が異なりますので、リフト運行状況をチェックしてぜひ行ってみてくださいね!
また、横手山・渋峠エリアに行ったら、渋峠ロマンスリフト山頂駅近くに横手山神社に参拝してみるのもおすすめです。晴れていれば草津白根のお釜、富士山、浅間山、榛名山など関東側の景色が一望できるパワースポットと言われていますよ。