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夏でも冷涼快適!原生林を歩いて志賀高原のシンボル大沼池へ!

夏でも冷涼快適!原生林を歩いて志賀高原のシンボル大沼池へ!

志賀高原は、夏でも30度を超えることは稀で、20度~25度という過ごしやすく冷涼な気候が特徴です。連日の猛暑を避けるべく?!夏の志賀高原へ避暑と癒しを求めて来訪しました。大自然を満喫できるトレッキングがおすすめ!と聞き、今回は大沼池を目指す「池めぐりコース」のガイドツアーを体験してきた様子をお伝えします。

大沼池とは?

今回のトレッキングで目指す「大沼池」は、国立公園内でも特別保護地区に指定されている特別エリアに位置し、志賀山からの溶岩流で川がせき止められてできた、志賀高原で最も大きな湖沼です。ガイドさんによると、天候や時間帯(光の入り方)によって、色がコバルトブルーやエメラルドグリーンへ変化する珍しい池ということでした。今日は何色の池を見ることができるのか、ワクワクした気持ちが高まります。また、大沼池には、大蛇にまつわる伝説もあり、大蛇伝説にちなんだ祭典を毎年8月下旬に開催しているそうです。

関連リンク
第57回志賀高原大蛇祭り

アクセスやルート図

まずは、蓮池エリアの「志賀高原自然保護センター」でガイドさんと集合しました。その後、「志賀高原山の駅」から運行しているバスに乗り、スタート地点である熊の湯ほたる温泉(硯川)《マップ:A地点》まで移動しました。

志賀高原の玄関口「志賀高原山の駅」からバスに乗車

本日参加する「池めぐりコース」は、前山のサマーリフトに乗車後、原生林の森を歩いて四十八池湿原を抜け、大沼池を半周し、清水公園の近くの大沼池入口までの約10 kmを歩くルートです。
トレッキングというと、山を登って降りる往復のイメージがあったのですが、志賀高原内を運行しているバスを使うことで往復不要の片道コースが楽しめること、また、ガイドツアーには、バス代がツアー料金に含まれていることもあり、安心して出発することができました。

今回体験したガイドツアー
夏の体験 ガイドトレッキング 四十八池湿原・大沼池コース

ガイドトレッキングへ!(池めぐりコース)

前山リフトに乗って一気に標高1800mへ

前山サマーリフトの様子

スタート地点である熊の湯ほたる温泉(硯川)でバスを降りると、まず見えてきたのは「前山サマーリフト」《マップ:B地点》。昔はスキー場のリフトとして使用されていたということですが、現在は夏季営業のみということです。リフトで5分ほど上ると標高1800mの前山山頂《マップ:C地点》に到着。雄大な景色の中で感じる涼しい風は格別でした。気持ちの良い空気を吸いながら準備体操をしていよいよトレッキング開始です!

前山山頂から横手山の眺望

原生林の森の中へ

前山湿原を抜けると、一気に雰囲気が変わり、原生林の森の中へ。渋池《マップ:D地点》という池が見えてきました。この辺りから、国立公園の特別保護区に入り、殆ど人為の影響のない自然の保たれているエリアということでした。

原生林の中で、森の成り立ちや、自然の動植物との付き合い方をガイドさんに教えていただきながら、楽しく歩いていくと、木や石の影で、「ヒカリゴケ」というキラキラした苔を見つけることができました。
ガイドさんの案内のおかげで、1人で歩いていると見落としてしまいそうなところに隠れている動植物と出会えるのも、ガイドツアーの魅力だなと感じました。

ヒカリゴケ
森の成り立ちを学ぶ

志賀山・裏志賀山を目指すトレッキングコースとの分岐を通過してしばらく歩くと、四十八池湿原《マップ:E地点》に到着しました。

四十八池湿原の様子

大沼池とご対面!

四十八池を過ぎると、しばらく下り道が続きました。前日に雨が降ったこともあり慎重に下っていくと、木々の切れ目から大沼池が見えてきました。今まで緑色と茶色の鬱蒼とした森の世界にいたので、大沼池のコバルトブルーの美しさが一層美しく感じました。これから間近で見られるのが楽しみで、疲れも吹き飛びました。

大沼池に近づくと、一面青色だと思っていた湖面にもグラデーションがあることに気がつきました。岸近くは透明、遠くの方はコバルトブルーに輝く池に大沼池弁財天《マップ:F地点》の赤色の鳥居がとても神秘的な様子でした。
※ 通常ガイドツアーでは鳥居の近くまで行かないこともあるそうです

大蛇神社の鳥居からの様子

レストハウス エメラルド大沼の近くで一休み

しばらく大沼池沿いを進むと、レストハウス エメラルド大沼《マップ:G地点》の建物が見えてきました。広い空間には、いくつかベンチがあり、一休みすることができました。
※現在レストハウスでは飲食店/売店の営業はされておらずトイレのみ利用可能

レストハウス エメラルド大沼(休業中)

ベンチに腰掛け、大沼池を眺めながらお弁当を食べていると、雲がどんどん動いて青空になると同時に、コバルトブルーの大沼池へ。最初にガイドさんからご案内いただいた通り光の入り方で湖面の色が変化していきました。

実はこの湖面の色の変化の秘密は大沼池に流れ込む水と光に関係しているとのこと。酸性の水が流れ込んでくるため、魚はもちろん、微生物なども生息することが難しく、非常に透明度の高い池となっているため、透明度の高い水に太陽光が当たり、光の屈折や吸収などの諸条件が揃うことで、グリーンやブルーの色に見えるということです。なお、青色が濃い部分は水深が深い場所ということもガイドさんが教えてくれました。最も深い所は、約26mにもなるといわれているそうですよ。

休憩を終えると、しばらく大沼池沿いを歩き続けます。左手に続く美しい青色を見ながらのトレッキングにとても癒されます。

随所でガイドさんがいろいろなお話をしてくれます

大沼池を約半周したところで池尻《マップ:H地点》に到着、ここで大沼池とはお別れです。

池尻と呼ばれる場所。最も青色が濃いように感じました

ラストスパート!大沼池入り口(バス停)へ

大沼池を離れると、約1時間しばらくなだらかな下り道を歩いてゴールのある大沼池入口バス停《マップ:I地点》を目指しました。途中、風穴を教えていただいて涼しさを感じるなど、興味深いスポットがいくつもありました。

風穴の涼しさを感じる

朝9時ごろから午後の3時半ごろまで長丁場ではありましたが、ガイドさんのお話のおかげで最後まで楽しく歩くことができました。

ガイドツアーを頼む場合の方法

志賀高原ガイド組合さんの受付場所

志賀高原ガイド組合では、志賀高原を訪れる方にグリーン期のトレッキングツアー、本格的、個人的に志賀高原の自然を楽しみたい方にはお客様のご希望に応じ専用ガイドの派遣も行っているということでした。いずれも事前予約が必要です。

ガイドの詳細・お申し込み
夏の体験 ガイドトレッキング
参考
大沼池に関連するツアーはこちらもあります
大沼池オーダーメイドガイドツアー

最後に

今回のトレッキング(池めぐりコース)の他にも、志賀高原には1時間程度のお気軽遊歩道から探勝道、岩菅山などの本格登山まで、様々なトレッキングコースがあるので、レベルや時間に合わせてぜひ楽しんでみてくださいね。冷房を使わないで快適な運動をして心身ともにリフレッシュすることができるのでオススメです!

今回歩いたコース詳細
池めぐりコース
その他のコースはこちら
トレッキングコース一覧

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